1973-07-06 第71回国会 衆議院 内閣委員会 第39号
それで、いわゆる全日空の衝突以前におきましては、これはいわば相当に自衛隊の飛行機が自由に飛んでいたという事実がございますが、それ以後、訓練空域というものを設定いたしまして、訓練する場合にはそういう特定の空域で訓練してください、いやしくも航空路における訓練などは絶対に避けてくださいというふうなことははっきりいたしまして、いわゆる交通分離方式というものを考えて、この点ははっきりといたしたつもりでございます
それで、いわゆる全日空の衝突以前におきましては、これはいわば相当に自衛隊の飛行機が自由に飛んでいたという事実がございますが、それ以後、訓練空域というものを設定いたしまして、訓練する場合にはそういう特定の空域で訓練してください、いやしくも航空路における訓練などは絶対に避けてくださいというふうなことははっきりいたしまして、いわゆる交通分離方式というものを考えて、この点ははっきりといたしたつもりでございます
○内村(信)政府委員 私はまだ具体的に聞いておりませんが、要するに、この問題は、私どもといたしましては、いかにして民間航空の安全を確保するかというために交通分離というふうなことを考えておるわけでございますから、しいて防衛庁に対して、こちらは安全であるにもかかわらず無理をしておるという考えは毛頭ございません。
まず第一に、私どもといたしましては、交通分離、異種交通を分離していこうということを確立いたします。そのために、先ほどちょっと御説明がありましたが、訓練空域というものを設定いたしまして、これは航空路等から離しまして、それと、先ほど先生がおっしゃいましたように、たとえちょっとはずれても無事なようにある程度バッファーをとりまして、そして完全な分離をいたしたいというふうなことでございます。
要するにこれは交通分離の思想でございます。違った交通は分離していこうというのが基本であります。 そこで、訓練空域及び試験空域を設定する。あるいは特別管制空域というものをさらに拡大いたしまして、VFR飛行といえども、交通量の多いところにおきましては管制を受けて飛行する、こういうふうな特別管制空域を拡大いたしました。さらに、その雲上有視界飛行というものを原則的に禁止をいたしました。
○政府委員(内村信行君) まず全日空の衝突事故以後の話でございますけれども、私どもといたしましては、まず自衛隊との関係、そこで、その交通分離をどうするかということに最も重点を置きました。したがいまして、その場合には訓練空域というものを別個に設定する、航空路から離すということを考えまして、現在までに低高度につきまして九カ所と、高高度につきまして九カ所の訓練空域を設定いたしました。